2019年9月16日月曜日

マルツェジーネ ガルダ湖 vol.2 泳ぐ、ただそのためだけに

今回のガルダ湖の旅の最大の目的は、  泳ぐこと!
それが子供たちの一番の願いだった。
ヴェネツィア旅行なんて、そんなもん、パパのちょっとした自己満足を満たすだけのもの。

旅行のルートを計画する時、ちょっと頭をひねらなければならなかった。
というのも、昨年のマルタ旅行でクラゲに遭遇し、子供たちに海に対するとてつもない恐怖心が芽生えてしまったから。
海はおっかねぇ、ところだぁよぉ〜
と、何者かが囁くらしいのです。
というわけで、今回は淡水湖に泳ぎに行こう!となった。
バイエルンにも淡水湖はたくさんあるんだけどね。休暇になると、なんかちょっと遠くに行きたくなるんだよね。

もちろん、かつての隣人にヴェネツィアビエンナーレ最高だぜ、と吹き込まれていたので、ガルダ湖で泳いだついでにヴェネツィアビエンナーレ行ってくればいいんじゃね?ととも考えた。


暑い文化と日差しのヴェネツィアをささっと通り過ぎ、いざ、やってきました、ガルダ湖。到着した当日はさすがに買い出しなどして泳ぎには行かなかったものの、翌日、早速、水に引き寄せられるように、湖岸へ!
いざ、泳ごうとすると、次男君は、日焼け止めクリームを塗りながら、何度も同じことを聞いてくる。
「くらげ、いないよね?」
「鮫、ここにいるの?」
「ボクを食べられる大きな魚、いないよね?」

「ここは淡水だからいないよ。」
「タンスイってなに?」 こんな場合には、ドイツ語に訳すと理解してくれることがあります。
「ズースヴァッサーだよ!」

それ以上の説明は、長くなるので、するときもあれば、しないときもあり。


これがマツェジーネの湖岸。城をバックに遊泳できるのは、とってもピクチャレスク。


周辺の山の景色もハンパありません。バックに広がるのは、アルプス。アルプスのイタリア側だから、プレートに押されて隆起したアルプスの一番はじっこの方。凄まじい力で押されて隆起したもんだから、たまーにとんでもなく面白い景色があり、山裾にはぶどう畑、オリーブ畑が広がっている。

息子たちは、地元の子供たちに混じって、浮き島から水中にダイブ。


夕暮れが近づいても、おかまいなし。鮫などいないので、この湖岸最強の生物として君臨しているのだ。


日が本格的に傾いてきた、しかし、浮き島にはまだ、息子たちが。


完全に闇に包まれる前に、帰宅の途へ。石の護岸の上を競争しながら走って行く。


 スガリジェロ城から見下ろした遊泳場。こちらは、街の北側。手前に見える湾の一番端っこにあるのが、僕たちが泳いだ遊泳場。

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