イタリア ヴェネツィア 基本情報


ドイツとイタリアの間は、アルプス山脈で分けられている。神聖ローマ帝国の皇帝たちはローマの教皇から皇帝位を授けてもらうために山を超えた。大航海時代前夜、北海商業圏と地中海商業圏を繋ぐルートとして商人たちが行き交ったルートでもある。そして現代の僕たちは、文化や食、温暖な気候などを求めてアルプスを越えるのだった。
ミュンヘンから電車で8時間かけて、ヴェネツィアへ向かった。僕たちの旅の目的は、ざっと以下の通り。
  • ヴェネツィア•ビエンナーレ
  • サン•マルコ広場
  • パラディオ設計のサン•ジョルジョ•マッジョーレ教会
  • 水の都がどんなものなのか知りたい
基本情報:ヴェネツィアへのアクセス

列車
1. ドイツからヴェネツィアへ 列車チケット
早めにチケットを取れば、電車でミュンヘンから往復約100ユーロ弱。オンラインだと、イタリア国内での情報がいまいち不明確だったので、ミュンヘン中央駅の窓口にて約10ヶ月前に購入。
今回、ヴェネツィアの後、ガルダ湖に行く予定をたてたので、以下の経路でチケットを購入。
往路 ミュンヘン → ベローナ乗り換え → ヴェネツィア
復路1 ヴェネツィア → Roveretoロベレート 
復路2 ロベレート → ミュンヘン
2. イタリア諸都市からヴェネツィアへ
ヴェネツィアへのアクセスが考えられるイタリアの主要都市は以下の都市が考えられる。
ミラノ 約2時間半。ミラノ中央駅→ヴェネツィア-サンタ-ルチア駅
ローマ 約3時間半。テルミニ駅→ヴェネツィア-サンタ-ルチア駅。


電車でヴェネツィアにアクセスする場合、下車駅はvenezia Santa Lucia ヴェネツィア-サンタ-ルチア駅。終点なので、乗客がみんな下車することが目安になるかも。Venezia Porto Marghera駅は手前の駅なので、くれぐれもそこでは下車しないように。

バス
1. ドイツからヴェネツィアへ
ミュンヘン←→ヴェネツィア ミュンヘンを拠点とした長距離バス、フェリックスバス。
https://global.flixbus.com

2. イタリア諸都市からヴェネツィアへ
ローマ→ヴェネツィア 約8時間半。バスの運営会社はメガバス。

基本情報:オンラインチケット
ヴェネツィアでの主要チケットはだいたいオンラインで事前に買える。行列が予想される場所では、事前にチケットを購入しておくことをオススメします。
オンラインで事前に購入できるチケットは以下の通り。
水上バス Vaporettoバポレットの1、2、3日間有効チケット
  • http://actv.avmspa.it/en
  • 子供6歳以上は大人料金。二日間で30ユーロ/人。最初に使用した時間から48時間有効。24時間、72時間チケットもある。
  • QRコードのある書類を自宅で印刷し、現地でチケットに変えなければならない。しかし、実際現地に着いてみると、QRコードを読み込ませることに手間どった。スキャンするマシーンが二種類あったので、最初のタイプとは違う読み取り機でチャレンジ。すると即座に認識されて、無事、チケットをゲットすることができた。
  • 前評判どおり、チケット売り場には長蛇の列ができており、QRスキャンできるチケットマシンの前には人が一人もいなかった。オンラインの手数料も取られないので、事前のオンライン購入をお薦めしたい。
  • バポレットの停車場では、進行方向に応じて待機する場所が異なる場合もあれば、同じ場合もある。
ヴェネツィア•ビエンナーレ
  • https://www.labiennale.org/en
  • 大人25ユーロ+オンライン予約代1、5ユーロ、合計26、5ユーロ
  • 26歳以下17、5ユーロ+オンライン予約代1、5ユーロ、合計17、5ユーロ
  • 今回、時間と体力の関係でアーセナル会場を訪れる事はできなかった。ガルディーニ会場では、チケット売り場にも会場入り口も待ち時間なし、したがって、アーセナル会場のことはわからないが、オンラインで予約する価値があるとは思えなかった。
  • 6歳の息子は入場無料。
宿
  • booking.com
  • 自炊は必須だったので、フィッシュマルクトの近く、サンタ•クローチェ地区の宿を予約。立地は良かった。リアルト橋やフィッシュマルクトまで歩いて約5〜7分弱。
基本情報:バポレットの乗り方
追記予定

基本情報:水分補給
自分たちは、旅行では、凍らせたペットボトルと人数分のプラスチックコップを持参する。そうすると、目的地についた頃には溶け出し、飲料水は常にキンキンに冷えている。ヴェネツィアの水道水は、驚いた事に普通に美味しい。なので夜の内に冷凍庫で凍らせておいた。問題は結露で、バックに本などが入っていると濡れてしまう。なので、ペットボトルはタオルで巻いておいた方がいい。
基本情報:トイレ問題
散策で一番困るのが、トイレだよ!とは友達のアドバイスだった。街の中にある公衆トイレは有料だから、カフェでエスプレッソを頼んで、そのカフェで用を足せばいいよ、とのこと。ところが、僕たちは、ラッキーにもこの問題には直面しなかった。
基本情報:スーパーマーケット
物価は高いよ、とのアドバイスを多くの人からもらっていたが、そんなに法外に高い訳ではなかった。特にサンタ-マルゲリータ広場にあるSuper-mercatoはミュンヘンの普通のスーパーとほとんど変わらない値段設定。パスタなどは、かなり割安。その他、COOPは宿に近くよく利用したが、オリーブオイル、ハムなど、通常の値段設定だった。

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